<鉄粉はどうして付くのか?ガラスも一緒?>

A・結論から言いますと「可能・可能ではない」ではなく、あなたご自身が

ご判断する事だと思います。

当然、鉄粉をキチンと処理した方がボディーの状態が良くなりますから

「密着性」だったり、見栄えの部分でも良くなりキレイにコーティング剤が

馴染み本来の効果が期待できます!

しかし、全く効果が無いと言う訳ではありません。

鉄粉が付いた状態でも作業は出来ますし、あなたが気にしなければ、それなり

の効果は出ると思います。

鉄粉 1

⇈(紫色したのが鉄粉です!今回分かりやすいように溶剤を使ってます)

<では鉄粉ってどうやって付くのか?>

鉄粉とは車のブレーキパッドなどの摩擦粉が走行中に風などに巻き上げられ

ボディーのあちこちに付着し錆びてしまう事で定着します。

鉄粉の付着の割合はお車の環境や使用頻度などで異なります。

車の交通量が多い場所は多く付く可能性が高いですし、住宅地なのは逆に付く

可能性は低いと考えられます。

また長崎県は造船が盛んな町ですし、関連工場などの金属を加工する場所は鉄粉が

多く飛散する場所ですから、駐車しているだけで鉄粉まみれになってしまいます。

<ガラス全般にも付いてしまうの?>

これも車のボディーと一緒で付着する可能性はあります。

でも、ボディーより付着する可能性は低いでしょう!

この要因はガラス自体がボディーと比べ硬い材質で定着しにくく、角度が付いている

からとも言われています。

それでも付いてしまったら・・・

油膜落としなどの研磨剤が少ないモノを使用するかガラスクリーナーまたは

ガラス用コンパウンドを使えば比較的簡単に落ちる場合があります。

鉄粉取りのネンドはタブー!です。

使用すると油膜の原因となってしまいますので、出来るだけお控えください!

鉄粉 2

⇈(小さくて見えにくいですがボディーの全体に付いています。)

<鉄粉が付かない様には出来ないのですか?>

一般的に鉄粉の付着は付かない様にするのは不可能です。

車は走れば当然キズが付きますよね?それと同じと考えて下さい!

車を動かさない時はカバーなどの対処法をお試しください。

ただ、カーコーティングで鉄粉の付着を防ぐ事は可能だと考えます。

(完全防御と言うわけではありませんが)

<鉄粉対策に有効なカーコーティング剤は?>

被膜硬度が高い「ガラスコーティング剤です」その中でもシラン系や

シラザン系の様に常温で完全効果が出来るタイプのコーティング剤が

有効だと言う結果もでている程です!

<鉄粉が付着した際の除去方法は何ですか?>

必ず100%除去できるとは限りませんが、大きく分けて2つほどあります。

ネンドを使用した方法と溶剤を使った除去方法です。

この2つにも良い点や悪い点はありますのでご理解された上で使用されて下さい。

ネンド・・・低コストで非常に強力ですが、ボディーを密着させて作業するので

高い確率で磨きキズは付きます。キズが入らない様にするには困難でしょう。

鉄粉溶解クリーナー・・・プラスチックやゴムの部分にかなりの攻撃性があり、

痛めてしまう事もあります。、コストも割高ですがキズを付ける事は少ないです。

結論ですが

2つの良い点を併用して作業されるのが望ましいと思います!

キズを付けたくない箇所には養生を行い、リスクを少なくする事が良いでしょう!

 

ぜひ、ご参考にされて下さい!

ご閲覧ありがとうございました。