<知らない間に胞子を撒き散らしています!>

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今年は特に「カビ」被害のご依頼が殺到しております!

高温多湿の環境が長く続く事も原因の1つです。

上記の状態は以前カークリーンドリーム長崎諫早のブログでもご紹介した通り

目に見える=胞子の状態です。(種を撒き散らす事が可能な状態)

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もし、この様なカビをあなたが見つけたらどの様にして処置をしますか?

ご依頼頂いたお客様の大半はタオルで拭い取る・市販のカビ除去剤を使うなど

ではないでしょうか?

冒頭でも申し上げた通り、車内の目に見えるカビは胞子です。

胞子を除去しても菌糸=根元の部分は除去出来ていません。

ですから、一度表面だけ処理してもまたカビが生えてきます。

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さらに水拭きで行った場合は水にも雑菌は繁殖する為、悪影響なのです!

<「カビ」が生えている所だけ処置しても無意味!>

目に見えていない状況で根を生やすのが菌糸ですので、「カビ」が生えている

と思ったら全体に胞子を撒き散らしていると思って下さい!

結論から言いますとカビが見えた時点で車内全体に胞子が付着していると言う

事になります。

そして、また根(菌糸)を生やして増殖するのです。

また市販のカビ除去剤は非常に人体に悪影響を起こし、シートなどは脱色して

しまう事もあります。(漂白剤が入っているからです)

<一番効果的な処置は?>

一番大事な事は根元を破壊分解する事です。

・高温のスチームを当てる

・シートは脱着して高温水にて丸洗い(二次被害も防げます)

・塩素系(次亜塩素酸ナトリウム)の入った洗剤を水で薄めて使用する

・完全に乾燥させる(天気の良い日に2~3日天日干しすると良いでしょう)

面倒臭いですが、ここまでしないとまた同じ事の繰り返しになります。

<小さいお子様やご高齢の方は要注意!>

たかがカビとお思いかも知れませんが、免疫力の弱い小さいお子様やご高齢

の方はカビの胞子を人体に吸い込むと病気になってしまう危険性もあります。

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カビを確認したら早めの処置が必須です!

カビ臭も間違った知識で処理を行わない様にしましょう。

市販の消臭・除菌スプレーは臭いを一時包み込むだけです。

臭いも根源を分解しないと意味がありません。

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車内のカビの根源を除去しない限り不快な臭い絶対に取り除く事はできません。

移動手段に活躍する大切なお車です!

快適にお乗り頂く為にお早目の処理をオススメ致します。

ぜひ、ご参考にされて下さい!

ご閲覧ありがとうございました。