集客に苦しむ弊社を見兼ねてやって来てくれました。
まだ起業して間もない頃、集客も疎らで行く先不安な時、ひょっこり弊社へ迷い込んだ黒い子猫。
それが「ジジ」との出会いの始まりでした。
周辺にはもちろん猫はたくさんいますが、真っ黒の「ジジ」は見かけない猫でした!
普通なら毎日は姿を見せないのでしょうが黒猫「ジジ」は毎日の様に弊社に遊びに来てくれました。
そのうち、営業時間が終わるまで弊社の敷地に居てくれる様に・・・
迷信と思われるかも知れないけれど。
黒猫「ジジ」が来てくれる様になり、翌月からお客様からのお問い合わせが倍増。
お客様も「ジジ」を見かけて撫でてくれたりと可愛がって頂きました。
人懐っこい性格の黒猫「ジジ」逃げもせずに自分から近づいて行く子でした(#^.^#)
あれから約2年半。
会社が休みの日も雨の日も台風や大雪の日も毎日私達の側にいつも居てくれ見守っていてくれました。
この子が来てくれる様になり、業績は安定し、集客も徐々に右肩上がり(^^)/
黒猫はイメージ的には良くはないかも知れませんが実は「幸運を招いてくれる猫」だと思います。
「ジジ」が招き猫になってくれたおかげでお客様も表情も明るくなり、笑ってお帰りになられる事が多くなりました。
たまに仲間とのケンカでケガをしたり、車に引かれそうになったりとお騒がせだったけど、それも愛敬・・・
起業から5年目!ようやく安定した時。
突然別れがやってきました。
先月頃から急に元気がなくなり、エサも食べなくなって食欲が無いように感じていました。
水も飲まなくただただうずくまって寝ている「ジジ」。
日に日に痩せていき、歩くのもやっとな感じ((+_+))
数日間、そんな状態が続き、念のために病院へ・・・
お医者様から告げられた事・・・内臓だね!もう長くないかも・・・っと宣告されました。
病院から連れて帰ろうとした瞬間・・・体調が急変。
そのまま、息を引き取り、天国に旅立ちました・・・・・・・・・・・・。
お医者様曰く、この子の顔は安らかだよ。全く苦しんでは無い、穏やかな顔をして旅立ったんだと思うとおっしゃって頂きました。
「ジジ」助けてくれてありがとうね!
私はこう思いました!
「もう大丈夫!わたしが居なくても十分やっていける。わたしの役目はもう終わったよ。」
「これからが本当のスタートだからね!姿は見えないけど側でいつも見守ってるからね!」
「じゃあね。」
勝手ではありますが、「ジジ」はそう私に伝えたかったんだと思います。
助けてもらってばかりで、何もしてあげられなかった無力さ。
もう少し長く生きていて欲しかったのが正直な気持ちです。
でも、「ジジ」が残していってくれたメッセージや思いを裏切らない様にこれからも弊社はお客様の為に全力でサポートをしていきます。
最後に・・・ジジヘ!
また生まれ変わったら、苦しんでいる人をたくさん助けてあげてね。
あなたは本当に私達にとっての「恩人」であり、女神の様な存在でした。
安らかにお眠り下さい。そして本当にお疲れ様でした。ありがとうね。