黄砂とは一体なに?!

毎年3月~5月において、中国の砂漠地帯から巻き上げられた土や鉱物などからなる微粒子が偏西風の影響で日本に飛来する物を「黄砂」と呼びます。

黄砂とは「アジアンダスト」とも呼ばれ、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠などの黄土地帯から強い風に巻き上げられた大量の砂塵が上空の強い風に乗って飛来する現象の事を言い、砂嵐が発生源とされています。

黄砂が日本に飛来する量とは?

1年間に日本に飛来してくる黄砂の量は大体1平方㎞あたり1~5トン程にもなるそうです。その粒子は0.5~5ミクロンと非常に細かく、一昔前には太平洋を越え、北米などでも観測された事があるそうです。

黄砂の主成分とは?

主成分は石英や長石などで非常に硬く、角張った鋭い形状をしておりますので、車のボディーに付着した黄砂を雑巾や布で拭き取ると塗装面に細かなキズが無数に入ってしまい注意が必要です。

また、雨に濡れてしまうと車のボディーに固着し、それが固まってしまうと普通に走っているだけでは自然に落ちたりしませんので、早めの洗車が好ましいと言えます。その場合洗車機などの使用は極力お控えになられて手洗いで軽く洗い流すか高圧洗浄機などを使用する事が無難ではないでしょうか!

黄砂の被害って何?キズが付くだけ?

いいえ!それだけではありません。

黄砂は工業地帯などの上空を飛来する際、大気中の汚染物質が付着している確率が非常に高いので放置しておくと「シミ」の原因にもなってしまいます。

雨が降りそうな天候などは前もって車のボディーを柔らかいウエスで軽く力を入れずに落としてあげるのがコツです!決して擦ってはいけません。

事前にキズ等を付きにくくする予防ってあるの?

予め車のボディーにポリマーの塗布やガラスコーティングなどの処理を施しておくと黄砂の除去が安易に出来ます!

コーティングとはこの様な被害を最小限に抑える事も出来る「保護膜」なのです。

人体にも悪影響を及ぼす黄砂ですので、外出の際は目に見えないからいいや!と思わずにマスクなどの予防も忘れずに行って下さい。

ぜひ、ご参考にされて下さい!

ご閲覧ありがとうございました。